紙ヒコーキの恋〜短篇〜
ねぇ、君は?
『もう泣くな。俺が試さなきゃこんなことにはならなかった…だから俺、もう二度と悲しませたり試したりしないから…本当にゴメン』『そっ…そんなことない。私も試さず素直に言ってればこんなこと…に…ならなかっ…た。』今になって、後悔した。『なぁ、今日どこかいくか!俺の家でもいぃしさ!ダメ?』ダメな訳がなかった…『もちろん行きたい!ってか行っていいの?』そのあと亮太はにっこり笑って、うん♪って言った。ネェ君はどうしてそんなにやさしいの?きれいなの?暖かいの?こんな人が彼氏で良かった。