紙ヒコーキの恋〜短篇〜
大切な思い
愛せないと思った瞬間…、タイミングが良いのか悪いのか亮太がきた。その顔は一瞬凍り付き、怒りと悲しみのあふれた顔だった。いかにも“おまえらそういう関係だったのか”みたいに見る目で…じっとみてた。その顔をみてると悲しくなってきて熱があるから尚更苦しかった…『なんだよそれ…なんで俺の女に手ェ出すんだよっ!!』いきなり亮太が翔太の顔にパンチした翔太は、口から少し血を出し、口からは血を吐いていた。咳をすると血…だった一方亮太は怒りが相当、頂点まで上ったのか真っ赤な顔をして翔太を殴っている…。怖い。私はこんなところにいていいのかな?って自分を責めていた。                     熱も頂点に達して今1番苦しかった。 そんな間も終わらない二人のケンカ…
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