紙ヒコーキの恋〜短篇〜
私
♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜♪〜亮太からだ!あっメールか「あのノート最高に泣けたし、おまえの気持ちよく分かった気がする。」と本文に書かれていた。分かってくれたんだ。「ありがとね♪」と返信したとき、別れるということが目の前にあるのに、好きという気持ちがその前にあることに気付いた。でも別れることにはなるのに…。でもそれまでの間、尽くすことに決めた。なんでかわからないけど別れるのが目の前にある。好きというのが、その前にある。なんかわからないけど、わかりあえたこの気持ち。それは、お互いがいつか別れるということだ。