紙ヒコーキの恋〜短篇〜

きっと…

いつか別れる。それはきっとわかりあえたこの時が、1番青春に感じた。私、実は別れたいの…亮太と一緒にいた時間はかけがえのないものだったけど、亮太は伽奈といたほうが生き生きしているよ。ってノートのなかに小さく書いたんだ。そしたら「お前は翔太といたほうが生き生きしてた。それが1番不安だった。同じこと思ってて安心した」お互いがお互いのことを思ってた。お互いがお互いのことは、心配してた。お互いがお互いのこときっと、愛し合っていた。
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