紙ヒコーキの恋〜短篇〜
やっと気付いた紙ヒコーキの意味
そして…強引に私を抱き締めてこう言った『気付かないなんて寂しくて苦しかった…俺はお前が好きだ』って。耳に残る低い声…ドキドキする私の心臓。私が亮太を苦しめて寂しくさせたことと嬉しさで涙が出た。 『私もすきだよ…』って、亮太の胸で泣きながら言った。 恋が実った。