紙ヒコーキの恋〜短篇〜
赤くて細い糸
赤い糸…細くて…でもしっかり運命の人とつながっている。不思議な糸。それに暖かみのある色…恋してる人の色…“赤”みんながみんな思っている人とつながるわけがないけど、可能性だって秘めている。赤い糸の先には必ず運命の人が、絶対にいる。 そして私は、その中の一組として運命の人と出会えた… いつか終止符をうたれ、きっと違う人が、運命の人にかわるだろうけど新鮮な気持ちもなくなる気がした…亮太という名の人と出会えて、私は運命を知った。