日だまりの愛
「ひっ」
息があがった状態で隆に近づいた
急いで来たアピールはしたよ?
なのにそんな睨まなくても
「ごめんね」
「あと1分遅かったら先に帰るとこだった」
嘘
そんな事言っても何分でも待っててくれるんだよね
隆が待っていてくれた事が嬉しくてニヤニヤしてしまった
「なーに笑ってんだよ」
「ん。ごめん(笑)」
「?」
隆の頭に大きな?が見えた
ニヤける意味わかんないもんね
「帰ろ」
私は隆の背中を片手で押した