日だまりの愛

「ひっ」


息があがった状態で隆に近づいた

急いで来たアピールはしたよ?


なのにそんな睨まなくても



「ごめんね」


「あと1分遅かったら先に帰るとこだった」




そんな事言っても何分でも待っててくれるんだよね

隆が待っていてくれた事が嬉しくてニヤニヤしてしまった



「なーに笑ってんだよ」


「ん。ごめん(笑)」


「?」



隆の頭に大きな?が見えた
ニヤける意味わかんないもんね



「帰ろ」


私は隆の背中を片手で押した


< 13 / 105 >

この作品をシェア

pagetop