日だまりの愛

「もうダメだ..嫌われたー」


教室に入るや否や.祥子にうなだれる
ここ１週間の私を唯一知ってるのが祥子だったから




「何かあった？」


「うん.学校来るときにね」



私は朝あった出来事を素直に話した
でも.慰めて貰えると考えた私がバカだった



「桃が悪い」


「そんな！」


そんなバッサリ言わなくてもいいじゃない｡ドＳ祥子様



「また口に出てるっつーの｡誰がドＳよ」

まず;


「ごめん.ごめん｡でもさー.こっちは隆の事で悩んでるんだから言えるわけないじゃんね？」


「はぁ」


「な.なんでため息？」


「ため息もつくわ｡桃は隆に甘えすぎだよ」


「え？」



そこから私は祥子様のお説教をくらったのです