日だまりの愛

隆は教室に入ってから
男女問わずまた.沢山の人に声かけられてて.やっぱり人気者で



泣きそうなのは
やっぱり自分のドロドロした部分がある事への嫌気と.隆が今朝の事を心配して来てくれた事への嬉しさ



「桃.もう落ち着いたか?」


真っ直ぐ.私の目を見て話す



「う.うん」


「今朝はしつこくして悪かったな」


やっぱり.隆は私の事責めないんだ
いつも私が楽になれる方へ連れていってくれるんだ


「わ.私が悪いの。隆が謝る必要ない…です」



「本当ごめんな」


そういって頭に手をやって.隆の温かさをくれる


「ありがとう」


「ん」



隆は優しい笑顔をくれた
そして顔を祥子の方にずらして軽く頭をさげた


「ごめんな」


「本当やっかいなんだから」



ん?
一部始終見てる私はポカーン


謝った隆を祥子がバシッと叩いた


私達3人は小学生からの知り合いだから仲良いのはわかるけど

何があった?



私の不思議そうな顔を見て祥子が「気にしないで」と言った

隆ももう一度私の頭に手を乗せ.教室を出ていった


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