日だまりの愛

「何か話あったんだよね?どうしたの.こんな遅くにさ」


この状況を冷静に考える




優哉と話して
キスされようとされて

でも隆にとめられて
今は隆と2人きり


でも黙ったまんまの隆は
本当は私に興味がない?

一緒にいると疲れさせるから
もう家に戻る?




私が話し掛けてもまだ口を開かない隆に痺れをきかす


「私.家戻るね?」


「ちょっと待てよ」


「だから何?十分待ってるつもりだよ」


「うん」





握られた手を私は見た

これが暖かい温もりで愛されて守られてる手ならどれだけ幸せだろうと



でも違うのは分かってる

だって隆には







彼女がいるから




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