ペロキャン
って優君じゃん。
私の所に来るなり話しだす優君。
「あっ…あのさ、こないだの事考えてくれた?」
わーぁ今は実紅がいるから嫌だな……
どうしよ…
「あっあの…その事なんだけどね?今はそういう風には考えられないから…ごめんね」
確かに優君からの告白は嬉しかった。
「でも…「今は」だろ?まだ俺の事知って貰ったわけじゃないし諦めないよ。」
ここは何て言うべきか…
諦めて?
それとも頑張ってね?
いやいや、上から目線過ぎ?
んー…
「ねぇ……」
ん???
「私も、いるからね?」
あっ実紅ちゃん
忘れた…
「かっ柏木!!もしかして…聞いてた?」
優君も気づいてなかったんだ…