お前のためなら死んでやる3
「お前のためなら死んでやる。この命、お前らと一緒じゃないと耐えられないと思う。だから、ずっとお前らを守ってやるから。な?」
俺らは話をした後笑いあった。
生きるって素晴らしい。
笑いあえるって素晴らしい。
仲間がいるって
素晴らしい。
神様。俺らをあわせてくれて心から感謝します。
だからこれからもずっとずっと…
この絆をほどけないように見守って下さい。
それが初めての神頼みだった。
そして、俺らは誓った。
強くなろう。
自分たちの力で生きよう。
仲間たちと共に頂点を目指そう。
そう誓った。
俺はレイの存在を親に見せつけたいって思った。
こんな素敵な男をお前らは捨てたんだ。
一生悔やめばいい。
光と闇、それが俺の中にはあった。
でもそれは、レイのため、シュンのため、仲間のための闇や光。
俺らは、強さを求めた。