先生?大好きです。


まぢで泣きそう。

「このままだと成績が落ちるぞ。
 それでもいいのか?」


「いえ…」


そんな責めなくったっていいのに!


「今週末までは待つけど、それを過ぎたら
 受け取らないからな!」


「はい…」

うるさいなぁ。

良いじゃん!少しくらい。

「それじゃ今週末までに絶対に出すように」
「はい…失礼します」


あたしは串田に頭を下げた。


そのとき聞こえた声。




「串田先生!」


…あっ。

「なんだ?」


あたしは声の聞こえたほうを向く。




…千守先生。


「あの…これなんですけど」
「ん?」
「これって…」


千守先生は串田と話している。

授業についてかな?


真面目にやってるな。


「ふふ…」

あたしは笑ってしまった。
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