君の笑顔が












「こいつ逃げねーしw
そんなにでんぐり返り
やりたいんすか?♪」

「きもいぢゃん」


「ぢゃあ、約束通りやってよね。絢」





もういいよ。


私は動かない。



ここから。絶対。








「絢ちゃん」



鈴みたいな声が私の近くで響いた。





この声…。





「ゆきちゃん…」










< 111 / 174 >

この作品をシェア

pagetop