君の笑顔が








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それから私とゆきは仲良くなった。

ずっと一緒にいるようになった。

ゆきは私を守ってくれた。









私たちは一番の友達になった。











ある日、ゆきの家にお泊まりに行った。

帰ったときにはもう
ご飯が用意されていた。




でも、家には私とゆきだけだったのだ。





不思議に思った。



ゆきはすごくいい子だから
きっといい家族に恵まれてるんだろうと
思っていたから、びっくりした。










私はゆきに思い切って聞いた。


どうして1人なの?



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