君の笑顔が






悠斗の事故に、誰よりも
ショックをうけたのはゆきだった。




あれからふいに見せる不安な顔。
寂しげな顔。


なにかに怯えてる顔。





親友の私にさえ、なにも
話してくれなくなった。









悠斗…


あなたがいないとゆきが
どんどん闇に落ちていく。




はやく、目を覚まして―…。





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