君の笑顔が









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ハァハァハァ…


ハァ…






「…んっ」


目を覚ました。
視界がぼやける。
起きあがろうとすると
ズキっと頭に激痛が走る。


目をこすって辺りを見回した。




どこ…?ここ。


家?


見たことのない部屋に
私は寝かされていた。



家具も窓も散らかっている服も
ボロボロでくすんでみえた。



ふと自分の身体を見た。




下半身裸だった。
脱がされていた。
足元には私の短パンと
パンツが散らばっていた。
なにが起きたのか理解できない。


頭が混乱して真っ白になる。




一体だれが?ここはどこ?



はやくここから逃げなきゃ!




私は素早くパンツと短パンをはくと
急いで部屋を出た。


ドンっ



なにかにぶつかった。



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