君の笑顔が
教室につくなり悠人は手を離した。
少し寂しいなんて思っとる自分が
恥ずかしい…。
そんなゆきを見て、悠人は
意地悪く笑う。
「モテモテのゆきは
誤解されたら困るもんね♪
俺は困らんけどっ」
「はっ…!?」
悠人に反抗しようとしたら
悠人は教室のドアをガラッと開けた。
みんなそれぞれ席についとった。
先生は黒板になんか書いてる途中。
うわぁ、どう見ても授業中じゃん…。
嫌な汗がでる。
なのになんで悠人は堂々としとるわけ?
「こら!ゆき!悠人!
とっくに授業はじまっとんじゃ!
早く席つけ!それから授業終わったら
先生んとこに来なさい!」
先生の罵声が心に突き刺さる。
あ~まぢかよ…。
さいっあく…
まぁもとはと言えばゆきの
せいぢゃけど…
それに悠人がを巻き込んだ感じぢゃし…
「はぁ…っ」
罪悪感で大きなため息がでる。