君の笑顔が



今にも壊れてしまいそうなゆきを

抱きしめてやりたいのに

ためらう自分がおる…

かわりに、ゆきの頭をなでた。


気づくと、ゆきの顔色はいつもどおり。

手の震えも止まり、

少し頬赤らめとった。





そんなゆきを

心から

守ってやりたいと思った――…。




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