君の笑顔が
そしてしばらくするとチャイムが鳴った。
悠人は来ん。
…今日は休むんかな…?
なんて思って一人落ち込んでいると
少し遅れて先生が
顔を真っ青にして教室に入ってきた。
なんかあったんだ…。
クラスの誰もが、そう思った。
「…落ち着いて、聞いてくれ。」
なに?
なにがあったの?
嫌な予感がする。
悠人…早くきて…。
「悠人が…昨日の夕方、
下校中、事故に遭って
意識不明の重体で
中央病院に運ばれた…。」
え?