君の笑顔が





そしてしばらくするとチャイムが鳴った。

悠人は来ん。

…今日は休むんかな…?

なんて思って一人落ち込んでいると

少し遅れて先生が

顔を真っ青にして教室に入ってきた。


なんかあったんだ…。


クラスの誰もが、そう思った。



「…落ち着いて、聞いてくれ。」

なに?

なにがあったの?

嫌な予感がする。

悠人…早くきて…。


「悠人が…昨日の夕方、

下校中、事故に遭って

意識不明の重体で

中央病院に運ばれた…。」












え?
< 42 / 174 >

この作品をシェア

pagetop