。本音。

「・・・っぜーな。」

「え?」


「あのねえ、そんなに仕事したいんだったら、あたしなんか産むなよ!!1人で仕事の人生歩めばいい!!」


ぶちまけた。
言いたいこと、全部。

もう、じゃんじゃん溢れてきた・・・。


「あたしと仕事、どっちが大事なの!?・・・どうせ仕事のクセに。こんな立場のあたしなんて、いらないじゃん!!放っていて、理解者ぶって・・・。うざいんだよ!!」


「優実・・・!?」

母親は驚いて私を見る。


「もう、限界。出ていけばいい。あたしと父親を置いて。アンタは・・・・・・・・・・・・」







「拓郎といれば?」





言ってやった。


ずっと溜まってた思いを、全部吐き出した。


すっきりして、勝った気分にしばらく浸った。


「優実・・・知ってたの・・・?」


「なに、ばれないとでも思った? バカな奴。」


そう言って荷物をまとめた。

服、食べ物、お金・・・。

キャリーバッグに詰めて。






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