。本音。
中1の頃。
母が入浴中の時・・・。
あたしは時間を知りたくて、時計を探してた。
そこに、母のケータイが置いてある。
時間を見るだけ、そう思って母のケータイを開いた。
新着通知
拓郎
それは明らかに男の人の名前。
あたしはそのメールを開いてしまった。
読んでしまった。
今日は楽しかったね♪
また会いたいなぁ~
パパじゃない男の人と会ってたってコト・・・?
あたしはこのころから母親を軽蔑してたのかもしれない。
すぐにメールボックスを開いた。
そこには「拓郎」とのやりとりがたくさん・・・。
あたしとのメールよりも、全然多かった。
ただの仕事仲間だよね、、、
そう思ってた。
思いたかった。
でも
ダーリン♪
この文字を目にした瞬間、
絶望感で目の前が真っ暗になった。
まさか、
自分の親が浮気するなんて・・・。
あんなの、
バカな人間がするコトだと思ってた。
あの頃はまだ、
どこかで母親が好きだった自分がいた。
でももう、本気で、
嫌いというよりも、
恨んだ。