入れ替わっちゃった恋
私は、再び目の前にあった鏡を見た。
「……うそでしょ?」
私は、急に背が高くなり学ランを着ていて知らないイケメンの顔になっていた。
「なんで?」
そして、私の横には私が居て……。
「なんで、なんで?どうして、私が男になってんのよ?」
「それ、こっちが聞きたいし。てか、あんた誰?」
「わ、私?私は…2年B組の見城美波。そっちは?」
「俺は、2年D組の高島悠生」
「って、自己紹介してる場合じゃないよ!!ね、なんで私とあなたが入れ替わっちゃったの?」
「しらねーよ」
――――キンコンカンコーン
「やばい、校門しまっちゃう!!とにかく、一回学校から出よう」
私たちは、急いで校舎を出た。