Help~呪われた少女~

「・・・うん」エリは起き上った。




昨夜のことは、夢だったのだろうか。





あの子はどこの子なのだろう。




『殺してやりたいんだよね』




女の子のはっきりとした明るい声が、





まだ耳の奥に残っていた。


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