Help~呪われた少女~

「そうだったのですか」




エリは、不思議と落ち着いていた。




本田先輩の彼女の優しさに触れたことや




先輩の口調から、頭でも心でも




もうやり直せないとこが理解したのだった。




ふと、思い出して聞いてみた。




「先輩、音楽室には私の他に





小学生くらいの女の子がいませんでしたか?」


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