絶賛彼氏募集中










「っはぁ…!!」

「真、大丈夫か?」

「平気平気!!」

「なら、いいけど…」

「だからいったでしょ」

「なにが?」

「女にしかもてないなんてことないと思うよって」

「そんなフルで言ってないけどな(笑)」

「っ///」

「んー!!やっぱおくじょうっていいな!!真!!」

「そうだな…」

「どした?」

「いや」





今、
一瞬だけど、
真の横顔が
寂しそうに見えた…
気のせいか?


「ねえ、さっきのお礼にさ」

「なんかするのか?」

「俺にキスして」

「なっ///」

「俺に、キスして」

「なんで…」

「だって、俺も男だから、」

「あたしだって、男と同じだろ…」

「どこが?」

「は?」



真の顔が
近くなった。

あと数ミリ…-

おもわず目を瞑ってしまった。

「ほら、」

「ん…」

「俺の顔が前に来たら、目ぇ閉じてるし、びびってんじゃん」

「それが何なんだよ…」

「そこが、男とは違うってことだよ」

「っ!!触るなっ」

「、ごめん、」
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