君の隣の特権
「え〜…
意味がわからないんですが…」
「明日ずっと一緒に
寝よう?」
そう言うと
望の顔は真っ赤になった
「え、ま、待って、まだ
こ、心の準備が…」
そう慌てながら
訴えている
「何勘違いしてんの?
一緒に眠ろってことだよ?」
と言い放つと
「あっ!そっか…」
俯いた望の耳は
真っ赤だった
気づかれないように
笑うと
俯いてる望の耳元で
「俺が我慢できたら…、
の話ね?」
と囁いてみた
望が驚いて
放心状態になってる隙に
「あっ!
じゃあ家帰って寝るから」
そう言って家に入った
家に呼んでもよかったけどさ?
これ以上一緒にいたら
襲いそうだし。
今日は
ここまでにしといてやろっ。
…まぁ明日は
どうなるか知らないけどね?
そう思いながら
すやすやとベッドに
寝入った
ーa:ki end