境界牲人格障害〜BPD〜
この病院に入院してから仲良くなった私より2歳年上の女性がいた。
彼女は話し合いが、どんなだっか気に掛けてくれていた。
私はボイスレコーダーのスイッチを切り、会議室を出た足で、彼女の部屋に行った。
内容全てを聞かせたのだ。
「何処まで酷い人間なんだろうね。
もし荷物運ぶなら、ウチ使って良いよ?
使ってない母屋が残ってるから、一軒家分の荷物なら、楽に入るよ?」
なんて幸運なんだ。
でも、本来、患者同士が個人的な関係を持ってはイケないと言う、精神科ならではのルールがある。
そこで私、担当医師に相談をした。
担当医師は、私に他に頼る人が居ないなら、仕方ないでしょう、と許可してくれた。
彼女に家の地図を書いてもらい、早速、彼に家の鍵と地図を渡した。
彼も仕事の都合上、夜中に運ぶ可能性もある。
でも彼女、母屋は今住んでる家と距離があるから、夜中でも大丈夫、と言ってくれた。
次の彼女のお母さんが来た面会に、医師に頼んで同席させてもらい、彼女のお母さんに、お礼を言った。
本当に彼女には、今でも感謝している。
そして今でも連絡を取り合う友人の1人だ。
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