境界牲人格障害〜BPD〜

私は、この日を境に、また元に戻ってしまった。


自分のして来た行動で、自分自身を苦しめる。


何をしても、空回りだ。


私はまた、娘の事を考えて居なかった…


私はまた薬に手を出す。


この頃、岡先生とも衝突した。


私がODをして総合病院に運ばれた。


その日、運悪く、仕事に行ったはずの彼が帰って来てしまった。


私は薬のシートをプチプチしている最中だった。


そのまま総合病院に運ばれた私は胃洗浄から全ての処置を拒んだ。


にっちもさっちも行かない医師が私のバックをあさり、岡先生の診察券を見つけて連絡されてしまった。


そこでの処置が済んだら、来るように、言って居たと言われた。


無理矢理処置された私は、彼に連れられ、岡先生の所に着いた。


歩けない私を心配し、大雨の中、わざわざ岡先生が駐車場まで出て来てくれた。

「何でまたODしたの?」

廻らない口で必死に答えた。

「この世の生活に疲れたから。」

と…

そんな私に岡先生は、うつ剤を渡してくれなかった。

代わりに、似たような薬を処方された。

似たようであって、この薬は、うつ剤ではない。



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