境界牲人格障害〜BPD〜

彼も、私の様子がおかしい事に、気付き始めた。


「病院行こう?」


黙る私。


彼は東京から転勤で、この土地に来た。


だから、病院とか詳しくない。


そんな彼が、仕事場とかで情報を集め、色んな病院を探してくれていた。


「子供達の為にも、寝れるようにしないとね。」


私は彼に子供達を会わせた事がない。


それは子供達に離婚した事を隠して居たからだ。


そうだよ、今あの子達を守れるのは、私しか居ない。

私がしっかりしないと。


その気持ちが私をまた新たな病院へと足を運ばせた。


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