二人の思い



それから少し経った頃やっと日誌を書き終わった


「ちょっと待ってて日誌出してくるね」


「ん…気をつけていけよ」


そう言うともあは走って行った……


俺は一人教室でもあの帰りを待っていた


ふと窓の外を見た

まだ真夏じゃないけどもうすっかり夏だ


ちらほら生徒達が帰って行くそんな中に奏と玲華もいた


いつかあの二人みたいにもあとなれたらいいなと思う

そんな事を考えていると


―タタタタッ――…‥


「お待たせ!ちょっと話したい事があるの//」


「ん?」



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