『そらそら』詩集
「泥道」
泥だらけの道を
必死に歩く、
泥に足を取られながら
転んで泥だらけでも
靴を脱ぎ捨て、服も脱ぎ捨て、
それでも、必死に歩いた。
疲れたので、ちょっとだけ休んでみた。
ふと振り向いて、今まで歩いた道を振り返った。
そこには、くっきりと、はっきりと、
自分の足跡が残っていた。
泥道にはっきりとついていた。
そして、脱ぎ捨てた靴を見て、笑ってしまった。
隣の整備された道を、自転車に乗って、人が通り過ぎた。振り向く事無く。
必死に歩く、
泥に足を取られながら
転んで泥だらけでも
靴を脱ぎ捨て、服も脱ぎ捨て、
それでも、必死に歩いた。
疲れたので、ちょっとだけ休んでみた。
ふと振り向いて、今まで歩いた道を振り返った。
そこには、くっきりと、はっきりと、
自分の足跡が残っていた。
泥道にはっきりとついていた。
そして、脱ぎ捨てた靴を見て、笑ってしまった。
隣の整備された道を、自転車に乗って、人が通り過ぎた。振り向く事無く。