知らなかった僕の顔
みんな幸せになるといいのになぁ…。


僕は、ぼんやりと空を見つめて思った。



それから森若ちゃんが帰って来るまでの間、テレビを見るともなしに見て過ごした。


平和な日曜のテレビ番組は、僕の脳みそに何一つ残さなかった。


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