知らなかった僕の顔
画用紙に描かれた絵を見て、僕は号泣した。



そこには、笑顔の僕がいた。



僕も知らない、彼女だけが知っている笑顔だった。



僕は、大声をあげて泣いた。


たくさんの想いがこみあげてくる。


一瞬でも、死のうとしたことを声に出して謝った。


そんなことを彼女が許すはずがない。



彼女の目に映る僕は、こんなに幸せな顔で笑っていたから。



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