奈良の都の妖しい話
「…おはようございます、東宮様。」

「ん…もうそんな刻限か………あ…朝焼けが…。」

「わっ…綺麗…。」

「この朝焼けを…そなたと一緒に見れて良かった。…前より笑顔になってくれたから。」

「東宮様…私もです…。」
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