奈良の都の妖しい話
「…ふう、流石に疲れたな。」

「ああ…。」

「でも良かった。…黒矢が笑顔になって。」

「白華…俺、いつもどんな顔してた?」

「…哀しい顔。」

「……。」

< 137 / 291 >

この作品をシェア

pagetop