奈良の都の妖しい話

春の夜の夢の如し

…さらに数月が過ぎた。

(今夜もかしら…)

このところ、毎日のように酒宴が行われていた。

(…こんなに連続で…なんだか、いろいろな面で不安だわ…)

< 254 / 291 >

この作品をシェア

pagetop