奈良の都の妖しい話
「…でも…大切な人の側にいることだけは…ずっと春が続いていくと信じてる。」

「…ええ…!」

「…さて、早く行くか…ぐっ!?」

「どうしたの!?」

「矢が…足に…」

「そんな、軍勢はあんなに離れ…嘘!」

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