奈良の都の妖しい話
「………わかったわ…ありがとう…。」
玉環は顔を引き締めると、紫遙と共に歩き出した。
その数時後、小高い丘に咲いていた、名は無いがとても美しい二輪の花が散ったという…。
玉環は顔を引き締めると、紫遙と共に歩き出した。
その数時後、小高い丘に咲いていた、名は無いがとても美しい二輪の花が散ったという…。