奈良の都の妖しい話
蘇る想い
数日後…ある一室にて…
(どうしよう…また、変化できなくなったら…。)
「紫遙…。」
「…白兄…」
「姫のことは…。」
「わかっている…白兄、せめて黒兄にはまけないように…ね。」
「大丈夫…と言いたいとこだが…俺達半人半妖はだれもこの想いを一生表沙汰にしてはいけない…。」
「え…あっ…!」
「忘れていたのか…しかし黒矢の奴、相当姫に惚れているな…さて、どうしたものか…。」
(どうしよう…また、変化できなくなったら…。)
「紫遙…。」
「…白兄…」
「姫のことは…。」
「わかっている…白兄、せめて黒兄にはまけないように…ね。」
「大丈夫…と言いたいとこだが…俺達半人半妖はだれもこの想いを一生表沙汰にしてはいけない…。」
「え…あっ…!」
「忘れていたのか…しかし黒矢の奴、相当姫に惚れているな…さて、どうしたものか…。」