小さな恋のものがたり。
小さな出会い
パリパリのシャツ。
ひだが奇麗なチェックのスカート。
汚れが1つもないブレザーのジャケット───
「よっし!完璧!」
鏡の前でくるっと1回転してみる。
うん、文句なしのできあがり!
赤いチェックのスカートが可愛い桃谷高校の制服。
「うわ!遅刻する!!」
お気に入りの花柄の腕時計は、8時少し前を指していた。
集合時間8時半なのに…!
朝ごはんの準備を終えた母のいるリビングを通り過ぎて玄関に行くと、玄関まで母もきた。
「ちょっと!朝ごはん食べて行かないの?!…ていうか何よそのスカート!ちょっと短すぎるわよ!」
「もう遅刻するからいい!スカートもこれでいーの!じゃね!」
「あっ、ちょっと待ちなさいっ」
まだ何か言いたげな母を残して、超特急で駅まで急ぐ。
学校までは20分ぐらいだから…とりあえず間に合う。
入学式早々遅刻なんてごめんだもんね。
ひだが奇麗なチェックのスカート。
汚れが1つもないブレザーのジャケット───
「よっし!完璧!」
鏡の前でくるっと1回転してみる。
うん、文句なしのできあがり!
赤いチェックのスカートが可愛い桃谷高校の制服。
「うわ!遅刻する!!」
お気に入りの花柄の腕時計は、8時少し前を指していた。
集合時間8時半なのに…!
朝ごはんの準備を終えた母のいるリビングを通り過ぎて玄関に行くと、玄関まで母もきた。
「ちょっと!朝ごはん食べて行かないの?!…ていうか何よそのスカート!ちょっと短すぎるわよ!」
「もう遅刻するからいい!スカートもこれでいーの!じゃね!」
「あっ、ちょっと待ちなさいっ」
まだ何か言いたげな母を残して、超特急で駅まで急ぐ。
学校までは20分ぐらいだから…とりあえず間に合う。
入学式早々遅刻なんてごめんだもんね。