俺のカノジョ

不思議な子


外にでると夕方になっていた。いや、夜だ。

家に帰ってすることねぇしな。
ブラブラするか。

町を歩いていると女の子とぶつかった。

ぶつかった瞬間に女の子が持ってたアイスが地面に落ちた。

…最悪だ…。

「あー!!あたしが1ヶ月前から楽しみにしてた…アイスが…」

1ヶ月前から楽しみにしてたとかヤバイぞ。

「ごめん。同じの買います」女の子が顔を上げて少しムスっとして言ってきた。

可愛い…。少しドキッとした。てか、そんなこと思ってる場合じゃない。

「このアイスを食べるのに1時間並んだのにまた並ぶんですかー!?」やばい…怒ってる。

「じゃあ、1つだけ頼まれたこと聞きます」小さい子供によく言うセリフを言ってみた。
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