心の鍵

教室の端にいた人が猛ダッシュで抱きついてきた。

この人誰だっけ...
あぁ!小4の時に転校してった千夏だ!

「由紀さぁ今完全にうちの事忘れてたよね!」

あたしはなぜこんなにも心をよまれるのだろうか...

「ごめんごめん;」

「めっちゃ久しぶりー★〃」

正直めんどくさい。
「だね。」

「もぅっ!めんどくさいとか思わないの!!」

あなたをナメてた私が悪かったです;

「はい...」

千夏はいわゆるかわいい系だ。
だから男子にモテる。

あたしはそんな事ど-でもいい。
特定の人にモテれば...


「おーい!ゆき?」


「えっ!?」
今全然聞いてなかった。

「あたしの話聞いてなかった...よね?」

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop