☆2人の正反対王子様★1#


おかしいでしょ?
あたしが好きな訳ないじゃん。



あたしが好きなのは
和哉くんなんだからね?


「いるよ・・・。」


すると爽やかスマイルで
「うまくいくといいな♪」



嫌みじゃないあの笑顔。
なんかウケるわ(笑



「結衣!いつまで話してんの?」


しびれを切らした奈々が
廊下まで見に来てしまった。



「わりぃ、奈々ちゃん・・・//」

ははっ
照れてるよ、亮くん(笑


でも奈々も微かに
赤い・・・・。



「ううん。いいの・・・//」


見てるこっちが暑いからさ。
あー、バラしてやりたぁい。


『あんたら両思いだよー』
みたいなさー。

じれったいわね
まぁ、そんな時間も必要か。






そんなアツアツなあとは
またお勉強(笑


だるいわー。
横で高宮はぐっすり。


あたしは高宮が・・・好きなの?
違う、違う。





優しいから
友達だから気になるの



窓から和哉くんが
見えた。

窓際の和哉くんは
窓にもたれながら寝ている。



二人ともきれいな顔。
さらさらの髪に切れ長な目。
長めのまつげに一重の高宮。



正反対にワックスできれいに
まとめられた髪に不似合いな目。
二重でクリクリとした猫目の和哉くん。




和哉くんのとこ
今日は行こうかな。


そうだ。
買い物にでも付き合ってもらお。



よし、放課後
作戦決行!!
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