☆2人の正反対王子様★1#






だめだ・・・。
こうして君のそばに入れるのも、、
やっぱ・・・俺が望むから?






もしかしたら・・・・・
ううん・・・・
おそらく君から俺のそばにいることを
望んでくれる日は来ない。




それでも
やっぱりこの想いは
・・・・・・・届けたい。





悲しい気分が晴れないけど
意を決して




「どうし「ねぇ・・・・・。」




結衣が話そうとするのを遮って
話し始めた。





届いてくれ・・・・・。
まだ俺に振り向く可能性が
あるなら・・・・・・





「・・・・アイツ、、そんなにいい?」




うっ・・・・。
胸が思った以上に痛い。





「・・・・和哉ってやつ、いいの?」


こんなことが
言いたいんじゃない・・・・・。






アイツは関係ない。
俺が好きなのに・・・・・・。







「そんなに、そんなに
泣いて傷付いて悲しむんなら





俺にしな・・・・・?」





答えは・・・・・・?

もうお前の悲しむ顔は
見たくないよ・・・・・。





俺ならアイツみたいに
結衣を泣かせたりしないよ?






結衣を幸せにする自信あるよ?


アイツほど結衣のことは
知らないかもしれない。


でもね..?
俺の方が結衣のこと
好き・・・・・・好きだよ?





「たかみ、「俊、・・・俊って呼んで?」




高宮・・・。
そう呼ばれることに
いつも悲しくなる?




なんでアイツは和哉で
俺は高宮?って・・・・



結衣に出会わなかったら
こんな好きにもならなかったし
心が狭いことにも気づかなかった。
< 38 / 104 >

この作品をシェア

pagetop