☆2人の正反対王子様★1#


「よっ♪結衣」




俊だ・・・・・。




やっぱ好きかもって思うと
かっこよく見えるなぁ。




失礼ですね(笑)
普段も俊はかっこいい。





「おっ、おはよ・・・♪」




ヤバい、緊張する・・・・




「なぁ、アイツら
何してんの?」



俊は不思議そうに
奈々ちゃんと亮くんを見て
聞いてくる。




「今、亮くんからの
告白タイムだよ♪」




すると
俊はえっ?という顔をした。





どうかしたのかしら?
何か変なこと言った?





「アイツらカップルじゃねぇの・・・・・?」





まさかのもうカップルでしょ系かい!
まぁ、見えても仕方ないけど。




「違うよ♪」




奈々を見ると
赤くなっている。



あらあら女の子らしい!
あたしの前じゃあんなふうに
可愛い子ぶらないくせに・・・・。






そして、こっちに
向かって歩いてくる。





「結衣♪
あたし、亮くんの彼女に・・・・」



奈々は嬉しそうに話す。




うん・・・・・いいんだよ?
でもね?正直言うと、、






「やっとかぁ・・・・長かった・・」





これがあたしの本音かな。
両思いを何ヶ月続けてんの?
みたいなね・・・(笑)





「「えっ?」」




奈々と亮くんは
声をそろえて言う。




「あなた方は何ヶ月も前から
両思いでございましたよ?」






「えっ?神田は
奈々ちゃんが・・・・・・・・その//




俺のこと好きって知ってたの?」



照れながら言う亮くんに
ムカッとしながらも・・・・・



ニコッとうなずいた。





「なんだよー、言ってくれよ」






「だから早くしなって言ったし♪」





もう!っと不服そう。
あたしには無関係だけど。






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