☆2人の正反対王子様★1#



結衣side



あーぁ、早かった。
奈々も美亜も着いてない。





そりゃそうだよね・・・。
だってほぼケンカ別れ・・・・。






ふとんでムギュッてする。









何分たったのか。


「「・・・衣?結衣!!」」





奈々と美亜が
声をそろえてあたしに
呼びかける。





「は、はい!」





びっくりしたぁ
奈々と美亜は
自分の彼氏さんたちと
さぞかし楽しかったんでしょ?





「あたしなんか・・・・」




奈々は心配そうに
あたしの横に座った。





「高宮となんかあった?」




美亜もあたしを
心配してくれている。




「あたしがね・・・・?
『カレカノでもないのに』
って言っただけで怒ったの」





あたしは一生懸命
説明した。





「バカ!結衣が悪いよ」




えっ!?
あたしが悪いの!?



「結衣は確かに大変・・・・。
でもね?



相手の気持ちも考えないとね?」





奈々が話すことが
なんかわかった気がした。





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