☆2人の正反対王子様★1#



「あたしね?
昼、俊とジュエリーショップに
行ったの・・・。」




「うん…それで?」




「そしたら・・・俊は
プレゼントを買って・・//グスッ」


涙が出てきた。
それだけ悲しいんだろうか。




「誰にあげちゃうんだろう・・・。
俊の好きな子にあげるんかな」




「うーん、、
それは泣きたくなる・・・。


でも心配しないでいいよ!」





ん?
なんで心配しないでいいの?





「それに・・・知らない女子高生には
あたしじゃ俊には・・・・・
釣り合わないって言われた」






するとおかしなことに
美亜は笑った。





「結衣?

結衣が可愛くて好きって思うのは
周りが決めるんじゃなくて
結衣や高宮くんが決めるの」





えっ?


・・・・・そうだよね。
あたしは何に怖がってんの?





あたしは
人のために恋するんじゃない。






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