☆2人の正反対王子様★1#
「お前は神田が好きなんだろ?
守ってやりたいんだろ?
その男がメールだの
話すのが恥ずかしいだ?」
確かにそうだよな。
アイツに今、一番伝えたいことを
素直に言わないとだめだよな。
「あれどうしよ、これどうしよの前に
お前が今、一番しなきゃいけないこと
・・・・・あるんじゃねぇの?
俺だって
奈々ちゃんと付き合ったのは
最近だ・・・・。
今じゃ言えることは
・・・・・・・素直なることだよ?
正直、合宿訓練の準備は
神田に相談に乗ってもらってた。
俺ん中じゃ神田のおかげで
両思いになれたと思う。
神田の後押しのおかげ・・・。
素直になるのは・・・・
簡単じゃないよ?
でも・・・後で後悔する。
だったら気踏ん張って
伝えてこいよ!
行ってこいよ!
イケメン王子様♪」
俺は
一気に部屋を飛び出した。
玄関の扉を開いた。
すると・・・・。
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