☆2人の正反対王子様★1#
ベンチに座り
一息ついたとき、
俊は緊張しながらも話し始めた。
「結衣?
初めて会ったときのこと
覚えてるか?」
初めて会ったときのこと・・・・?
「あっ!
ぶつかった時!
あの時の俊、うざかった(笑)
だってブスっていったし。」
俊は
「そうだったなぁ。
あん時、マジで結衣が
おもしろかった。」
「ひどい!
あっ、でもその時、
急に俊ったら保健室に・・・。」
俊は
ポッと顔が赤くなった。
「あれ、、、
傷ついたんだぜ?」
ん?
俊が・・・傷ついた?
「結衣に初めて会ったとき
悩殺スマイルしたのに、
効かなかったし
その後に
気づいた・・・一目惚れしたって。」
俊が
あたしに一目惚れ・・・・?
「なのに・・・。
気づいた数秒後に・・・・
嫌い言われたから。」
俊は
すっごく切なそうにした。
「結衣・・・?
俺は結衣がアイツのこと・・・
好きでもいいよ?」
えっ?
和哉くんのこと?
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